第六十五段(在原なりける男)
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〜 | 定家本 | … | 第六十五段 | ||||||||||
あなたを慕う思いには、耐え忍ぶ心が負けてしまったのです あなたにお逢いするのと交換に、二人の身の破滅も構いません |
もう恋はしないと、御手洗川でしたみそぎを 神は受けては下さらなかったよ、こんなに恋しいから |
海人の刈る、藻に住む虫のワラカレのように、我からしたことを 声を出して泣くことはしても、あの人との仲は決して恨みません |
それでもきっと逢えるだろうと、あの人が思っているのが、とても悲しいのです あってもなくても同じ様な、私の境遇を全く知らないので |
空しく、行っては帰ってくるものなんだけれども ただ逢いたいと思う気持ちに、連れ添われて |
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