第 十八 段
(
白菊
)
・・・阿波国文庫本
〜
定家本
…
第十八段
むかし、なまこゝろあるをんなありけり。をとこ
とかういひけり
。をんなうたよむひとなりければ、心みんとて、きくのはなのうつろへたるをおりて、をとこのもとへやる。
くれなゐに にほふはいづら しらゆきの
えだも
たわゝに
ふるかともみゆ
をとこ、しらずよみによみける。
くれなゐに にほふがうへの
しらゆき
は
をりけるひとの そでかとも
みる
紅色が美しいところとは一体どこなのかしら
白雪が枝もたわわになるほどに、降っているのかとも見えますが
紅色に美しい上に真っ白な白菊は
これを折って下さった美しい方の袖の色かとも見えますが
語 句
現代語訳
原文
のホーム
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送