着て馴れ親しんだような妻が都に居るものだから はるばるとこんなに遠くまで来てしまった旅を悲しく思うのです |
駿河の国にある、宇津の山辺の来てみると 現実でも夢でも、あなたに逢えないのでした |
時節というものを知らない山は、この富士の嶺なのだ 一体今がいつだと思って、鹿の子にまだら模様に、雪が降るのだろうか |
都という名を持っているならば、さあ聞いてみようよ、あの都鳥に 私の愛する人が、まだ生きているのかいないのかと |
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