異 六 段 【F】
昔ありける色好みなりける女、明きがたになりにける男のもとに、
今はとて我に時雨の降りゆけば
言の葉さへぞうつろひにける
返りごと、
人を思ふ心の花にあらばこそ
風の間に間に散りもみだれめ
(泉州本)
今は秋、私にも飽きがきて、時雨が降ってきて
木の葉だけでなく言葉までも古びて色あせるてしまいますの
あなたを思う私の心が、すぐ色あせる花のようなものであるならば
吹く風のままに散り乱れることでしょうけど、そんなことはありませんよ
語 句
異本
狩使本
次の段
次段(異七)
次段(異七)
前の段
前段(異五)
前段(三十六)
現代語訳
原文
のホーム
SEO
掲示板
[PR]
爆速!無料ブログ
無料ホームページ開設
無料ライブ放送