第百三十一段(色革)
 ・・・阿波国文庫本

異本章段 十七段【Q】

 むかし、をとこ、はるかなるほどにゆきたるけるに、つくしのつと、人のこひたるけるに、いろかはやるとて、
  つくしより ここまでくれど つともなし
   たちのをかわの はしのみぞある
ところのななるべし。

  筑紫からこの京まで来たけれどもお土産もありません

    太刀の緒の革の端があるのみです


語 句


現代語訳
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