第百二十九段(夢としりせば)
 ・・・阿波国文庫本

異本章段 異十八段【R】

 むかし、いろごのみ、たえにし人のもとより、
  おもひつゝ ぬればやひとの みえつらん
   ゆめとしりせば さめざらましを

   あなたを思いながら寝たので、夢の中であなたが見えたのでしょう

     夢と知っていたならば覚めないでいてくれたらいいのに


語 句



現代語訳
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