第123段
(
浜びさし
)
・・・阿波国文庫本
〜
定家本
…
第116段
昔
、
ブラブラ
と、
奥州までさ迷いながら行った、
男が
、京に恋しく思う人の
ところに
詠みおくったのだった。
浪間より見ゆる小島の浜
ひさぎ
ひさしくなりぬ君に逢ひみで
浪間から見える、小島の浜
の楸は
あなたにお逢いしないで、もう随分と久しくなってしまいましたね
「何事も皆好転して、みんな
元通り
になりました」と言って送ったのでした。
注:
楸
(ヒサギ)〜植物の名で、キササゲ又はアカメガシワというが、詳細は不明。 例:万葉集925
番、山部赤人
「ぬばたまの 夜の更けゆけば
楸
生ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く」
真っ暗な 夜が更け行くにつれて
楸
が生える 清らかな川原に 千鳥がしきりに鳴いています
原 文
解 説
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