第 39 段


解説

 亡くなった宮様の葬儀の晩のしめやかな雰囲気と、お姫様と王子様との偶然を装った恋の顔合わせという華やいだ雰囲気の同居という場面である。そのお姫様の用心棒が業平なのである。王子様は、業平と同類の源至である。一方のお姫様は誰であろうか。
 この葬儀は、源至の父・源定が業平と同じ34歳の夏であった。
 そして源氏と蛍と姫様との組み合わせは、源氏物語を思い出させる。

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