【春宮】  「はるのみや」とも読む。皇太
      子の偵明親王(後の陽成天皇)
      は八六九年二月一日に春宮に
      立った。皇居の東に皇太子の住
      む宮殿があったから「東宮」とい
      い、東は四季の春に位置するか
      ら「春宮」と書く。
【御息所】 母である女御や更衣のこと。
【氏神】   氏の先祖を神として祭ったもの。
       平安遷都後、春日神社より勧請 
       された大原野神社は天児屋根命 
       を祀る藤原氏の氏神。
【近衛府】 皇居の警備などを担当する役所。
        業平を暗示。
【翁】    在原業平のこと。この参詣は、 
       春宮が立太子した八六九年の説
       (業平四十五)と、業平が右近 
       衛中将となった八七五年(業平
       五十一)の説がある。
【禄】    その場のご褒美で、布類など。
【小塩山】 大原野神社は小塩山の麓にある。
【神代のこと】 天孫降臨のときに、瓊々杵尊
         (ににぎのみこと)に従って藤
         原氏の先祖の天児屋根命が守
         護をしたということをさす。
【心にも・・】  昔の業平と、后の高子とのこ
         とを柔らかく述べた。

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